日本にカジノができたときのメリットを考えてみよう

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2018年の7月20日に、カジノを含むIR実施法が可決されたことでIR(統合型リゾート)に興味を持ったという方も多くいるかもしれません。
ここで問題になるのが、カジノを含むIRが日本にできた場合、どのようなメリットが考えられるのかという点です。
また反対意見も多く存在しているので、メリットだけではなくデメリットも含めてどのようなポイントがあげられるのか考えていくことが大切です。

実際にどのような特徴があげられるのか考えていく前に大切なポイントの1つが、IRがどのようなものか把握しておくという点です。
IRはカジノだけではなく、劇場やホテルなどを一カ所に集中させた統合施設のことを指します。
さまざまな施設があることによって、多くの集客が期待できて、そのエリア全体で収益につなげられるという特徴があります。

例えば世界的に有名なラスベガスにおいて、IRにおけるカジノの収益は全体の3分の1程度です。
ラスベガスではスポーツイベントやマジックショー、サーカスなどのさまざまなイベントも行っていることで、イベントによる収益で多くのお金が動いているという点を押さえておきましょう。
もちろんイベントではなく、カジノによる収益がメインなのがマカオです。
マカオでは全体の3分の2の利益が該当していて、ほかの事業の割合は少なめです。
VIP向けの施設作りに力を入れていることで、多くの収益へとつなげています。
このように同じIRといっても、実際にどのような形で収益につなげているかは、それぞれの国や地域ごとに異なります。
違いを把握したうえで、日本におけるIRについて考えていくことも大切です。

実際にIRができる最大のメリットといえるのが、外国人観光客が増えることで税収も増加するという点です。
ギャンブル施設ができるというイメージでマイナスの印象を持っている方も多くいますが、実際には観光スポットを作るということです。
観光スポットが増えることで、日本に訪れる外国人観光客が増える可能性もあります。
そして観光客は施設内でカードゲームなどをプレイするだけではなく、隣接する観光スポットを訪れたりお土産を購入したりします。
多くのお金を使ってもらうことができれば、税収が増えて日本国内における公共事業の充実にまでつなげられるかもしれません。

ほかにも注目するべきメリットの1つが、雇用の拡大につなげられるという点です。
IRではディーラーやホテルの従業員、隣接する商業施設のスタッフなど、多くの雇用が生まれます。
多くの雇用が生まれることで、仕事がなくて困っている方の助けになるかもしれません。
そしてIRができて景気が上がることで、関連する事業の雇用にも良い影響を与える可能性があります。

また実際に施設で遊んで利益を出して一獲千金を狙うという楽しみ方もできます。
働くだけではなく、施設で楽しむチャンスもあるという点を考慮して、どのようなものか判断することも大切です。

メリットがある一方で、IRができることには注意が必要なデメリットも存在しています。
そのデメリットの1つとしてあげられるのが、ギャンブル依存症の方が増える可能性もあるという点です。
多くのお金を使うことができるギャンブル施設は、重度のギャンブル依存症につながるリスクがあります。
実際にIRがある地域の中には、多くの方がギャンブル依存症になっているところも見られます。
具体的にギャンブル依存症になるとどのような問題があるのか把握したうえで、IRの問題について考えていきましょう。

さらに注意が必要なポイントの1つが、地域ならではの良さが失われる可能性があるという点です。
IRは巨大な統合施設のため、そのエリアは大規模な土地開発が行われます。
大規模な開発が行われると、もともとそのエリアに住んでいた方は立ち退きが必要になることもあります。
また文化的歴史的財産の取り壊しも行われるかもしれません。
経済的なメリットは大きくても、その地域に住んでいる人や文化的歴史的財産を失うリスクもしっかりと考えたうえで検討していく必要があります。

さらに外国人観光客の増加はメリットだと感じる方がいる一方で、訪れる人が増えると犯罪が多くなるのではないかと懸念している方もいます。
カジノなどの施設が完成したとき、どのような影響が出るかは始まってみないとわからない部分も多くあります。
しっかりとリスクも把握したうえで、考えていくことが大切です。

このようにIRという巨大な統合施設が作られることには、さまざまなメリットがある一方で注意が必要なデメリットも存在しています。
実際にどのような選択が適しているかは、誰か1人が考えるのではなく、国や地域の責任者だけではなく、その土地に住んでいる住民も合わせて考えていく必要があります。
特に住んでいるエリアの近くがIRの候補地になっている場合には、他人事と思わずに自分の問題として考えていくようにしましょう。